社会福祉法人蒲生野会のめざすもの
社会福祉法人蒲生野会は、1987年に東近江圏域の障害児者・家族の願いの実現のために設立されました。障害のある人の「親亡き後」の不安や「地域生活」の困難などを解決してほしいという願いからでした。
「あかね寮」や「地域生活支援センター」が設置されて以後、障害のある人を支援する法人として期待を受けてきました。今、地道な実践で信頼を築きつつありす。
私たちは、忘れてはならない経験を教訓にして今日まで実践を重ねてきました。設立時の願いと培われてきた思いを生かした「めざすもの」を、未来を拓く志とします。
私たちは、「しづらさ」のある人の願いを大切にして、その人のその人らしい人生を築く支援を、地域を舞台に行います。一人ひとりのあたりまえのくらしが大切にされるよう、求められる役割と使命を胸に刻み、「ひとりぼっちをつくらない」ために、地域の理解をさらに広げられるよう歩み続けます。
私たちは、誰もが同じ地域で人として大切にされて、くらしていけるように次のことをめざします。
1.誰もが安心安定の生活ができることを願い、とりわけ、「しづらさ」のある人も主人公として生活できるよう、願いを形にする事業を創造していきます。
2.「しづらさ」のある人の夢や願いや地域の願いを叶えるために、私たち一人ひとりの声を大切にし、力をあわせて、民主的な経営管理をめざします。
3.市民の一員として誇りをもって生きられることを願い、地域の人たちと手を携えて、理解と協力の輪づくりを拡げていきます。
4.一人ひとりが人間としての権利や尊厳が尊重されることをめざします。
「社会福祉法人蒲生野会のめざすもの」の実現をめざし、心を合わせて歩み続けます。